先日、我らがお母ちゃんがメルボルンへ向けて旅立った。
お母ちゃんはシェントンメンツにとってはいなくてはならない存在、
女性ながら大黒柱のポジションを与えるに相応しい人であった。
そんなお母ちゃんは、空港で感動のお別れシーンを披露してくれた。
一緒に見送りに来ていたJunkoは、涙が止まらない状態だった。
「今までどうもありだとけん。Junkoちゃんをお願いね。」
そう言い放ったお母ちゃんには、狙ったかのように光が差し込み、
某人気邦画のワンシーンのようになっていた。
僕にはあのワンシーンが何度も頭の中でインスパイアされていた。
「Junkoちゃん、お母ちゃんのいうことをよく聞くけん。いい?」
(うなずくJunko)
「お母ちゃんはお別れっちゃ。さよならしなきゃならんけん。」
(涙ぐむJunko)
「Junkoちゃん・・」
お母ちゃん、Junkoちゃんを抱きしめる。
「お母ちゃん、ごめんね。」
「え?」
「お母ちゃんは私のせいでメルボルンへ行っちゃうんでしょう?」
「バカと。。そんな風に思っとったと?」
「だって。。。」
「そんなことなかと。これっぽちもなかと。お母ちゃんが信じられない?」
(首をふるJunko)
「Junkoは望まれて望まれて生まれてきたけん。お父ちゃんとお母ちゃんは
そのために出会ったのかもしれん。」
「Junkoに会うためっちゃ。」
「Junkoは幸せを運んできてくれたけん。。」
「お母ちゃんを幸せにしてくれたけん。」
「わかると?」
(うなずくJunko)
「Junkoちゃん、素敵な大人になるっちゃ。」
「ピエールさん、JUnkoちゃんのこと、お願いね。」
「お母ちゃーーーん!!!」
すみません、適当にコピペしてきました。こんな心温まるやり取りは一ミリもなかったのですが、なんかその場にいたら普段は菩薩のように傍観している僕でも、内から何か熱いものが込み上げて参りました。
でもね、僕は知ってるんです。
お母ちゃんは、明日パースに帰ってくるんです。
しかもパースシックになったらしいけん。